妊娠4週 膀胱炎の偽陽性だと思ってクリニックへ行ったら妊娠していた話③

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妊娠4週目のはなし、③です。
長かったけど、もうちょっとで終わる予定^^;
(たぶん4週目の話が一番長いです)
全然知らなかったけど自分が子宮内膜症だとわかった話、膀胱炎のお薬の胎児への影響は?クリニックでくれて地味にうれしかったもののはなし。

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妊娠4週:自分が子宮内膜症だったなんて知らなかった

厳かな声で先生は告げます。

「チョコレートのう胞とまでは言わないけど、ちょっと癒着がみられます(というようなことを言われたけど、ここは衝撃でよく覚えていない)。あなたは子宮内膜症だけど妊娠できたんだよ。おめでとう」

はて?
なにかすごいことなのか?

そう、わたし、全然知らなかったけど子宮内膜症だったんです。
生理痛がつらい、たまに引き攣れたような痛みが下腹部に走る、生理不順などなど、思いつくかぎりの症状を先生に話してみましたが、「内膜症だからだね。自分が内膜症だって知らなかったの?」とちょっと呆れられました。

ええ、知りませんでしたとも。
生理痛は人それぞれだっていうし、子宮頸がん検診も定期的に受けて異常なしになってたから婦人科にかかるような異常も(自分的には)起こってないと思ってたし。

子宮頸がん検診受けて異常なしで安心していてはだめだったんですね。触診とかもしていたけど、あれは本当に子宮頸がんしか診ていなかったのか…。頸がん以外でも異常あったなら言ってくれよ、頸がん検診の先生…。(そんな段階でもなかったってことなのかしら。よくわからないわあ…)

内膜症が何かこの時点でよくわからないまでも、赤ちゃんへの影響は気になります。
先生にその点について聞いてみると、妊娠20週くらいまではほかの妊婦さんに比べておなかの痛みなんかがあるかもしれないけど、現時点で妊娠・出産については何も問題ないとのこと。
内膜症についてはとりあえず出産後にまた様子を見ていけばいいよという話になり、一安心。

それでもいろんな感情がごちゃ混ぜになって涙が止まらなくなってしまったわたしに、先生が「おめでとう。幸せな妊娠が始まったと思いましょうね」と声をかけてくれました。

妊娠の事実が受け止めきれないわたし(偽陽性だと思ってましたからね)の様子が先生に伝わってしまったようでした。違うんです。望んでいなかったわけではないんです。このとき先生にかけてもらった言葉はなんだか複雑で、偽陽性、人生設計、喜びがぐちゃぐちゃになっていたわたしにはなんだか本当に忘れられない一言でした。

(妊娠中期も終わりに差し掛かったいまは、未来への不安2割、愛しさ8割でしょうか。いやもう愛しさ9割かもしれない。愛しさってこんなに育つものなんだなあ…)

妊娠4週:膀胱炎の処方薬、胎児への影響は?

なんとかかんとか自分を取り戻し、これだけはと膀胱炎の薬のことを確認。「症状ももう落ち着いてるんでしょ?そしたらもう飲まないでね」とさらっと言われて終わりました。

えっと、子どもへの影響とかは…?と聞くと、「うーん、なんとも言えないけど、もう飲んじゃったものはしょうがない」とのこと。

まあ…そうだよね…、と不安は消えないものの、「ものすごくおおごと」っぽいかんじではなかったのでとりあえずそれについては何もないことを願いながら誕生を待つことにしようと思いました。

(実際、23週時点でのスクリーニングエコーでも特に気になる所見はないとのこと。生まれるまでわかりませんが、ちょっと安心できました。)

妊娠4週:初診を終えてクリニックでくれたもの、まずやったこと

約3週間後に再受診する予約をしてお会計の手続きも終わると、受付のお姉さんが葉酸サプリのサンプル(ビーンスタークの葉酸+鉄のレモン味タブレットだった)をくれました。
「葉酸サプリは早めに飲み始めてくださいね。うちの病院でも扱ってますから受付で購入できますよ」とのこと。

よ、葉酸サプリ…!妊婦さんや妊活を頑張る人が飲むものだという知識くらいしかなかったわたしには、自分がこれを飲むなんて!と結構感慨深いものがありました。

でも、どのメーカーがいいかとかもわからないし、サンプルがもらえるのはありがたい。家に帰ったら早速飲んでみようと心に誓いました。子のためになるものは積極的に摂取しなければ!あれだけ偽陽性だと思っていたくせに、心はすでにいっちょまえに母です。

クリニックを出て、駐車場の車の中でまずは旦那に妊娠報告の電話。妊娠というまったく未知の事態への言い知れない不安感と計り知れない幸福感に、涙が溢れて止まりませんでした。
やっぱりびっくりしていたものの、わたしが病院に行っている間に心を整えたのか(笑)、しっかりと対応してくれました。本当によかった。

そのあとはちょっと気持ちが落ち着くまで待って、そのまま車の中で子宮内膜症について検索。
チョコレートのう胞の意味もわかりました。先生の厳かな言葉の意味も。
子宮内膜症は不妊や、ときにはがんの原因になったりもするのですね。

そう考えると今回治療もせずに子どもを授かることができたのは本当に幸運なことだったんだなあとわかりました。
ブライダルチェックも何もしていないので本当のところはわからないけれど、うちに子どもができなかったのはやっぱりわたし側の要因が大きかったということなのかなあ。

この本当に貴重な機会は、絶対最後まで実らせたい。だってもしかしたらわたしに次の機会はないかもしれない。

先生には妊娠・出産に関しては問題ないよと言われていましたが、その後の経過観察は必要みたい。
出産後に婦人科へ行ってみようとしっかり心に刻んだのでした。

いったん心を落ち着けて、会社に電話。
この時点で午後の始業に間に合うかぎりぎりの時間。心情的に今日は仕事ができそうもないし、わたしの業務もそんなに忙しい日でもない。

心の中で謝りながら、コロナの心配はないようだけど夏バテの診断が出たので今日はこのまま休ませてほしいという旨を伝え、快くお休みの許可をもらえて一安心。

さて、これから何をする?
というか、何はしてよくて、何はだめなの?
今はどういう状態で、これからどうなって、どうすべきなの?
まったくわかりませんでした。

④へつづく…

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もこログ

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