妊娠4週 膀胱炎の偽陽性だと思ってクリニックへ行ったら妊娠していた話②

30代初産婦 コロナ禍で双子を妊娠
スポンサーリンク

妊娠4週のはなし、②です。
旦那に報告をためらっていた理由、そしてクリニックでの診断まで。

スポンサーリンク

妊娠4週:ついに旦那に陽性報告、そしていままで報告できなかった理由

実は4週6日目だった運命の日。

事前に調べていた近所の婦人科クリニックに電話して、検査薬で陽性が出ていること、37度あることを告げて当日受診ができるかどうかを尋ねました。県外に出ていないことを確認された上で、予約が多く待つと思うけどそれでもよければ…と滑り込ませてもらうことに成功。

この日は出勤の土曜でしたが、数日間37度が続いていたので会社には念のため病院に行くことだけ告げてとりあえず午前半休をもらいました。

家にいた旦那には、最初は会社に言ったのと同じことを言ってこっそり受診しようと思ったのですが、いやいや…と思い直し、正直に告げることに。

突然妊娠の可能性、しかし膀胱炎による偽陽性の可能性についても告げられ、びっくりしていた旦那。
そりゃそうですよね。同じことされたらわたしだってぽかーんとするわ。

わたしが旦那に妊娠の可能性を告げることをためらった理由は、旦那が子どもを喜んでくれるかどうか不安だったから。

うちの旦那は子どもを持つことに対して肯定的でも否定的でもなく、「授かりもの」というスタンスでした。

子ども大好き!ほしい!という感じではありませんでしたが、わたしの姪っ子や自分の甥っ子、姪っ子に対する接し方を見ても子ども嫌いなわけではなさそうでした。要するに、ほしいのかほしくないのか、積極的なスタンスは謎。

結婚前に子どもを持つかどうかについて話した時も「あなたがほしければいていいと思う」という回答でした。
今にして思えばこの時点でもうちょっとその言葉の真意を掘り下げるべきだったんだと思うけど、このときは「ということはせっかく子どもできてもワンオペみたいなかんじになるのかな…?」と思ってそっかーって引き下がってしまったんですよね。

わたしはというと、結婚前はとても子どもがほしかったけれど、上の旦那の言葉や昨今の社会情勢のなかで子どもを産み育てることへのほんのりとした不安、身近にいた不妊治療中の人の様子、授かっても最後まで実ることがなかった人の様子を見て思うところもあり、自然と考えも「授かりもの」派になっていました。

でもやっぱり、子どもがいたらいいなあとは漠然と思っていたので、タイミングをとったりはしていなかったけど避妊はしていなかったのです。

結婚後、旦那が収入の安定しない自営業になったということも、喜んでもらえないかもしれないと考えた大きな理由です。

それでもなんとか結婚3年目になり、夫婦生活自体はあったもののなかなか授からないこともあって「うちはこのまま2人なのかもしれない」と考えて人生設計を立てようとしていたところでした。

しかしなんとか衝撃から立ち直った旦那は、わたしが妊娠の可能性を告げることをためらった理由(旦那が本当は子どもがほしくなかったら?経済的には?など)を見抜き(たぶん…)、正直にびっくりしていること、授かっていたらうれしいということを伝えてくれました。

これは本当にうれしくて、安心できるできごとでした。

それでも、時期に対してあまりにも色濃くでた判定に、この時点でもわたしの中では勝手に偽陽性説が有力でした。
だってあれだけ膀胱炎で具合悪かったんだもん!そりゃ偽陽性も出るって!みたいな。

なので本当に授かっていないかもしれないことを強調して(笑)まだ動揺していそうな旦那を残して一人でクリニックへ向かいました。こういうのは2人で行くものなのかもしれないけど、コロナのこともあったので実際の患者以外はクリニックに入れなかったのです。

妊娠4週:いざゆかん、産婦人科クリニック。そして本当に陽性だった!

クリニックの受付では事前に電話をした旨を告げ、問診票に最終生理日などを書き込んでいきます。
受付のお姉さんに「気持ち悪かったり、何かつわりの症状などはありますか?」と言われたのがすごく印象的でした。
「え、と、特にありません」と答えながら『ああ、わたしは産婦人科のクリニックに来ているんだ』と改めて実感。

1時間~1時間半ほど待ったでしょうか。
土曜日は特に混むらしく、どんどんやってくる妊婦さんたち。わたしもあんなふうに大きなおなかになるの?それともならないの?
やっと順番が回ってきて、診察室へ。ここは、今回診察してくれた男の先生が一人で回しているクリニック。そりゃあ待つわけです。

最終生理日を確認されて、「はいじゃあとりあえず内診ねー」とあっという間に内診室へ。膀胱炎のことを話す暇もありませんでした。

なかなか強めの年配看護師さんに指示されるがまま、おろおろと支度をしてシートに着席。
ウィーンと台が上がってぱかっと足が開きます(何度経験してもあれは恥ずかしい。診察の都合上仕方ないのはわかってるけど、なんとかならんもんかねえ…)。

婦人科の診察って2年に1回の子宮頸がん検診(痛くて大っ嫌い)しか受けたことがなかったので、今回も痛いのかと思って力が入っていたわたし。先生に「力抜いてねー」と言われてしまい恥ずかしい思いをすることに。

心臓の鼓動がうるさいくらいに頭に響く中、異物感を我慢しながらカーテンの自分側にあるモニターを必死に見つめます(エコーの診方なんてわからないけど)。
いるの?いないの?

「あー、ここ、見える?まだ小さいけど、いますねー」
えええええ!いる?いるの???どこに!!!???
先生がカーテンの向こう側でモニターに矢印をつけてくれたのか、殻付き落花生みたいな小さな小さな楕円の袋みたいなの(のちに胎嚢だと知る)がうちの子だと示してくれました。
いた!!!!!
いた!!!!!!!!!!!!!

言葉にできない感動と衝撃に襲われてろくに返事もできないわたしを置き去りに触診も終わり、再度診察室へ。
触診を終えた先生は生理がつらくないか?とか不順じゃないか?とかいろいろ質問をしてきました。

そして下された診断は「妊娠5週6日」(生理不順だったためこの時点では5週の診断。次の病院で出産予定日を基準に修正される)と「子宮内膜症」でした。

③につづく…

スポンサーリンク
30代初産婦 コロナ禍で双子を妊娠
スポンサーリンク
もこログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました