今回は、8月後半に妊娠が発覚したときのお話です。
もう、タイトルのまんまなんですが(笑)
長いので、いくつかに分けて書いていきます。
2020年お盆(妊娠3週終わりごろ~4週):膀胱炎になるの巻
この夏のお盆、新型コロナウイルスの流行もあり、出歩くのも控えたわたしは家の大掃除に精を出していました。
わたしの勤める会社はGW、お盆などに1週間くらいのまとまった休みがあります。
そのかわり6勤の週もたくさんあるので、そこまでまとまった休みがほしいわけでもない(コロナだしインドアだしで旅行に行くわけでもないもんね)わたしは、6勤減らしてくれよと愚痴りながら家の大掃除に精を出していたわけです。
熱中症になったら大変と、水分補給と室温と汗の始末、頑張りすぎには注意していたんですが、やっぱり疲れがたまった模様。
出始めた症状は頻尿と排尿時の軽い痛み。そう、これは覚えがあるぞ。
3~4年ぶりに人生3回目くらいの膀胱炎になってしまったのでした。
わたしはもともと体力があるほうではないので、清潔と休養をこころがけていても結構すぐに体調を崩してしまうんです。
(このため旦那からは「激よわ」「貧弱」などとあだ名をつけられています)
もうね、3回目ともなればね。市販薬で対処しましょう、そうしましょう。
ということで、漢方系の市販薬を買って対処することにしました。3~4日も飲めば症状も改善されるでしょうと。
しかしよくならない。なんだか背中も痛い。調べたら膀胱炎がひどくなると腎盂腎炎なんてものになったりするらしいじゃないか!うーんやっぱり内科に行くしかない!
ということで暑いなか旦那に車を出してもらい(具合が悪すぎて運転できなかった)、よろよろと内科へ。
やっとの思いで診察してもらい、そこからお薬を変えて再度服薬がはじまりました。
処方されたのはレボフロキサシン、トラネキサム、アセトアミノフェンの3種類でした。
背中の痛みや膀胱炎の症状については服薬を始めたことで盆明けごろには解消され、このときは一息ついたのでした。
妊娠にはまったく気づいていなかったけど、この受診日が4週0日でした。
2020年盆明け(妊娠4週):ん?基礎体温が下がらないぞ?の巻
そんなこんなで結局寝込んで終わったお盆が明けて、出社。
うちの会社では当時、コロナ対策として毎朝自宅で体温測定をして記入用紙を上司に提出していたのですが、あさイチの基礎体温をつけていたわたしはそれをそのまま書いて提出していました。
(排卵を把握する意味も一応はありましたが、主に生理不順対策としてつけていました。生理周期が人より長め&生理不順気味なわたしでしたが、生理初日は必ず基礎体温がぐっと下がるので、それをみて対応準備をします。)
お盆よりちょっと前から高温期に入っていたのでずっと36.7~36.9度くらいの数値を提出していたわたし。本当に不順なので高温期がしばらく続くことも珍しくありませんでした。実際このときも予定日からは3~4日くらい遅れていて、生理前症状としてよく出る頭痛、胸の張り、イライラなどもありました。
でもね、そこから3~4日たってもずーっと体温が下がらないんです。ついには37度とか出始める始末。時期的なこともあって不安になり、コロナの症状では37.5度以上が一般的に言われていましたが、37度が出た日は上司に許可をとって出社をしたり。
何か言いたげな上司(おじいちゃん)に「まあ37.5度までいってませんし…」とごまかし笑いをする日々。今思えば、「コロナよりも妊娠では…?」と言いたかったけどイロイロ考慮して言わないでくれたのかもしれない。
会社の先輩たちに体温の件を話すと、コロナの心配ではなく「もしかして…」と妊娠の可能性を指摘され、思ってもいなかった可能性にびっくり。でも可能性がないわけでは…ない。そしてその日、会社帰りにドラッグストアで妊娠検査薬を購入して検査を実行する決意をします。
このとき、たぶん4週3~4日でした。
2020年盆明け(妊娠4週):よ、よよよよ陽性!?
検査薬として選んだのは、「clear blue」の2個入り。近所のドラッグストアにあったものの中から一番割安になるものを選びました(笑)
なぜ2個入りかというと、これからも使わないわけではないだろうし(妊娠検査薬自体はあまりにも生理が遅いときなどにごくたまーに購入していました)、なんとなく何回も買うのも恥ずかしくて。使用期限はあるものの、家に一つあれば、今後もすぐに検査できます。
生理予定日の1週間後から使用するように記載してあり、たしかこの日はちょうど予定日の1週間後。今思えば、これは虫の知らせだったんだなあ。
旦那はまだ仕事から帰っておらず、家は無人のままでした。これはチャンス!と検査薬を使用します。
なんとなくこのときは旦那に内緒でした。
もともと生理不順だし、たぶん違う。おっぱいも張って痛いし、気分も不安定だし、違うことだけ確認して早く命の母を飲んでこのつらい生理前症状を解消しよう(わたしは生理前症状がつらいときは命の母ホワイトを飲んでいました。実際症状に効いているかはわからないけど、精神的に安心できましたし、飲んでしばらくすると確実に生理がきていました)。
ところが。
みるみる染まる検査窓。くっきり浮き出る青いライン。
たぶんそのまま5分くらいトイレの中にいました。
何度も検査薬の外箱や説明書を見直しました。
何度読み返しても変わらない。青いラインが示すのは「陽性」。
説明書に書いてある「検査薬の精度は99%」という趣旨の文章。
え?え?え?
だって生理予定日1週間後でこんなにくっきり陽性反応ってでるもの?前につかったとき、まったくなにも反応なかったよ?(←いないんだから当たり前)
反応出すぎじゃない?めっちゃ青いよ?
はっきり出すぎる判定を逆に疑ったわたしは、精度は99%でも偽陽性になる場合もあるってことだよね?と考え、検索しまくりました。「妊娠検査薬 偽陽性」。トイレの中で(笑)
そしたら、やっぱり出てきたんです。婦人科クリニックのHPに、偽陽性になる場合っていう記事が。
膀胱炎になってしまった際に尿から出る成分で検査薬が反応してしまい、偽陽性の反応がでるというもの。
わ、わ、わたしこれだあああああ!!!!!
ここまで読んで、この日は考えるのをやめようと思いました。
検査薬はまだ1個ある。明日また検査をしてみようと。2個入りを買ったわたし、グッジョブ!でもまさかこんなに早く2個目を使うことになるとは…。
とりあえず旦那には気づかれないように検査薬を片付け(今思えば記念に写真でもとっておけばよかった)、その日は何事もなかったように過ごしました。
まだ(本当に少しだけ)排尿時の痛みがあったのでちょっと迷いましたが、膀胱炎の薬は検査薬使用後からいったん飲むのを停止。
夜は「え?いるかも?いないかも?」という期待と不安がないまぜになってあまり寝付けず。旦那はなかなか寝相が悪く、夜中にわたしのおなかの上に足をのっけてくるのでそれだけは阻止しました。
実際、それをされると数日前から違和感のような痛みのようなものがあったのです。いままでは全然平気だったのに…。
翌日も妊娠検査薬のことは誰にも何も言わずに過ごし、家に帰って検査薬を試しました。
結果は同じ、鮮やかすぎるほど鮮やかな陽性。
検査薬の説明書は言います。「陽性反応が出たら速やかにクリニックへ」。
行こう!クリニック!してもらおう!偽陽性診断!
そう、念のため膀胱炎の薬は停止していますが、あまりにも辛かった膀胱炎の記憶から逃れられないわたしはまだ検査薬を信じられず、偽陽性を疑っています(どんだけー)。
②へつづく…
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