お盆休みも17日で終わったわたしです、こんばんは。
結婚して初めてのお盆となる今年はなんとお盆休みが一週間もあったので、植物園に行ったり旦那の実家に行ったりわたしの実家に行ったり家の大掃除をしたりランチに行ったり生理痛に苦しんだり…。いやいや最後のやつはいつものことだった。
なんだかんだ、充実した日々を過ごすことができました。
金土と出勤したので、今日のお休みを挟んで明日からまた本格的に仕事…。がんばろ…。
さてさて今日はタイトル通りのお話。
少し前、6月の終わりごろのことなんですが、かなり強烈にわたしの中に印象づいた出来事だったので記事にしたいと思います。
ジメジメが続いた夜、突如としてヤツは現れた。
あれはそう、何日か雨が続いてじめじめと蒸し暑いころのできごとでした。
うちには4年前くらいに種から育て始めたアボカドがあります。
すくすくと育ってくれ、年に1度くらい鉢増しをしていたのですが、前回の鉢増しで横着をして少し大きめの鉢に植え替えていたので2年くらい土の入れ替えをしていませんでした。
お風呂上りに、ふとテレビの横に置いてあるアボカドの鉢が目に留まる。
ん?
なにか、ピンの上に置いた黄色いゴルフボールのようなものが鉢の中ににょこっと立っています。
旦那がいたずらして何か置いておいたのかな?と思って近づくと…
え?
なにこれキノコ?
汚れもなにもない、あまりにもきれいなキノコだったので、「またアイツ(旦那)、キノコのガチャガチャでもしたんかい…それにしてもリアル!」と思ってよくよく眺めてみると…。
ほ、ほんもの!
ちょっぴり触ってみると、指先にほのかな湿り気!キノコのにおい!
ほ、ほんもの!
若干のパニックに陥ったわたしは、テレビを見ていた旦那に「ちょ!みて!きのこ!植えた!?」とかなんとか声をかけました。
え、おまえがなんか飾ってたんじゃないの?的な返事をした旦那は、キノコの存在は目に入っていたものの、わたしがセッティングしたオブジェかなんかだと思っていた様子。
本物だと知るとかなりびっくりして、さらに喜んでいました(笑)
アボカドの植木鉢に出現した黄色いキノコ、その名もコガネキヌカラカサタケ!
室内の植木鉢に生えたわけだし、人体とかアボカドに悪影響があったらどうしよう…!
そんでもって、うちってキノコとか生えちゃうようなヤバい環境なの…!?
不安に駆られたわたしはすぐさまこの謎の黄色いキノコの正体を調べました。
うちに出現した謎の黄色キノコの特徴はこんなかんじ。
- 傘も柄も淡黄色
- 傘が開く前は卵型(傘はこれから開くと思われる)
- 表面はゴルフボールのように凹凸がある
- 根元に幼菌、少し離れた場所にこれから出てきそうな菌糸体(というのかな?キノコの根元みたいなもすっとした塊)があることから群生すると予想される
答えはすぐに判明。Wikipedia様とほかのいくつかのサイト様によれば、このキノコはコガネキヌカラカサタケというのだそうです。
熱帯性であり、沖縄などで夏から秋にかけ植え込み、芝生上、室内の植木鉢などあらゆる場所に発生する。傘は綿くず状の片鱗に覆われ、高さは7cmほど。腐葉土など養分の多い土壌を好み、本州でも見られるが自生はせず、熱帯地方から持ち込まれた腐葉土に混ざった菌から発生することが多い。子実体の色はおおむね白褐色から黄色になる。
出典:Wikipedia
他のサイトもいろいろ見てみましたが、食毒不明。とりあえず人体に影響はなく、植えてある植物にも影響はない模様。
しかも結構たくさんのお家で発生している模様。土に菌が混ざってたってことなんですね。
ということでとりあえず一安心。
植木鉢に生えた黄色いキノコ改めコガネキヌカラカサタケを観察することに
最初にコガネキヌカラカサタケを発見したのが夜の11時くらい。
このときは柄の上にゴルフボールのように丸まった傘がのっかっていました。
ここから傘が開くようなので、とりあえずこれが枯れるまで観察してみることに。
翌朝7時半くらい。
ぱかーっと見事に傘が開きました。
コガネキヌカラカサタケの傘は下から徐々に開いていって水平まで開くのがMAXのようなので、これが完成形の状態。
これは後日発生したものの画像。
傘の裏側も淡い黄色で、しめじのように放射状の細いひだひだがあります。
同日夜7時。
仕事から帰ってきたら、こちらも胞子を撒くという一大事業を終えてしょぼーんとした様子のコガネキヌカラカサタケ。
画像だとちょっとわかりづらいですが、明らかに水分が失われてきています。
周囲の土が白っぽくなっているのは、おそらく胞子だと思われます。
ぎょへーキノコの胞子ってこんなにいっぱい出とるんかい…。
さらに翌朝。
画像はありませんが、我が家に出現したコガネキヌカラカサタケは役目を終えてカサカサになり、地面に横たわっていました。
わずか1日の命なんだねえ、君は。
コガネキヌカラカサタケ、駆除(?)する?しない?駆除方法
食毒不明ではあるものの、一部の人の間では美味と噂のコガネキヌカラカサタケ。
植木鉢に出現することも毎年この時期はよくあるようで、元から植えてある植物に大きな影響はない模様。
ここで考えるのは、このまま彼らを見守るか、排除するか。
うちの場合、日中は部屋を閉め切っているということもあって、じめじめした時期柄、他の家財道具などに影響があるとなあ…と思い徐々に排除していくことにしました。
可哀そうではあるけれど、なんといっても土が結構白くなるくらいの胞子が出ているのをわたしが見てしまったので…^^;
コガネキヌカラカサタケを駆除…というか発生しないようにするためには、
- 発生したコガネキヌカラカサタケを抜く
- 土を入れ替える
の方法があるようです。
確実かつ短期間でコガネキヌカラカサタケを発生しないようにするためには、土の入れ替えがマストかなあ。
また同じ植木鉢に戻すのであれば、胞子が付着している可能性大な植木鉢もきれいに洗ってから戻すのがよさそう。根元に近い場所で発生していたから、この場合はアボカドの根元もきれいにしてから戻すのが確実か…。
でもこの方法だと、大抵の植物には負担が大きそう。植物によっては植え替えが向かない時期なんかもありますもんね。そして何より、結構手間(笑)
というわけで、小心者なくせにずぼらなわたしは「発生したコガネキヌカラカサタケを地道に抜く」という方法を選択しました。
簡単に言えばキノコの「胞子」=植物でいう「種」なので、胞子を出してから抜くのでは意味がない。ということで、鉢の中にあの黄色いキノコの姿を見つけ次第、できるだけ幼菌のうちに抜くようにしています。
こうしていくうちに自然とコガネキヌカラカサタケも発生しなくなるようなのですが、今のところ第一陣を発見してから今日までで2~3回出現を確認しています。
生えてきたのを抜くだけなので手軽な対処法ではありますが、いつまで発生し続けるのかなー。これが松茸とかなら大歓迎なんでしょうけども(´-ω-`)
まとめ
突如として我が家のアボカド鉢に出現した黄色いキノコ、コガネキヌカラカサタケ。
これが出現するといまだに旦那は喜んでいますが、コガネキヌカラカサタケとわたしの戦いはまだまだ続きそうです。
かわいいんですけどね。
↓今回この記事を書くにあたってなんとなく図鑑について調べていたらこんなかわいいのが!す、すてきー!
![]() 少女系きのこ図鑑 Japanese KINOKO girls 菌類イ [ 玉木えみ ]
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