ちょうど外作業用のエプロンがほしいと思っていたところに、穿かなくなった数年前のGUのレギンスパンツが出てきまして。やってみたいとは思いつつお裁縫もミシンも小中の家庭科の授業以来だったわたしですが、このデニム生地をリメイクしてエプロンを作ろうと思い立ちました!レギンスパンツなら普通のデニムのジーンズよりも生地が薄くて柔らかい(さらに数年に渡って穿いていたのでテロテロ)ので、手縫いでも実家にある普通のミシンでも対応できそうだったっていうのも大きな理由です^^v
できたものはハンドメイド作家さんとかリメイクの達人のように!とは到底いきませんでしたが、手芸初心者の自分的には大満足!せっかく作ったので自分のモチベーションを上げるためにも記事にしてみることにしました!
今回のデニムリメイクエプロンのポイント
- 型紙を使わない
- なるべく元のデニム生地を活用する
- 上半身が汚れるのが嫌なので胸あてもつける
- 失敗しても気にせず、自由に作る
お裁縫もミシンも初心者のわたしが型紙だのなんだのを使ってきちんとエプロンを作ることができるだろうか?わたしの答えは否です(ちゃんとした人はできるんでしょうけど…)。型紙どおりに作れなかったりしたら、わたしはまた嫌になってまち針やミシンから遠ざかってしまうであろうことが簡単に予想できました。幸いにもと言うべきか、もともと捨てる予定のものだったので失敗してもそこまで気が咎めることもなさそう。ここはひとつ、デニムレギンスちゃんに偉大なる未来への礎(実験台)になってもらうことにしました!
デニムリメイクでエプロン制作
今回の工程はこんなかんじ↓
- 完成イメージを描く
- デニム生地をカットする
- 各デニムパーツを組み合わせて仮留め
- 各デニムパーツをミシンで縫い合わせる
- ミシンで縫い合わせられなかったパーツは手縫いで仕上げる
デニムリメイクでエプロン制作 1.完成イメージを描く
完成図があるわけではないので、まずはこれでしょ!ということでルンルンしながら情報収集。どういう形にするか決めていきます。今回は特に画像共有アプリのPinterestが活躍しました!
Pinterestは「画像を共有できる」っていう点ではinstagramと似ていますが、投稿されるのはほぼ画像のみ。暮らしのアイデアやファッションなど「いいな」と思ったものをいろいろ自分好みにまとめてスクラップしておけるサービス、みたいなかんじかな?国内や海外などのおしゃれなアイデアを画像で探すことができるので見ていて楽しいです♪それにしても、世間の人はいろいろ考えるもんじゃのう…。
ということで、いろいろ画像を見てみた結果、おしりのポケットはそのまま使って切り取った足の部分で胸あての部分を作ってみることに!(ただし、やわらかーい生地なのでこれらの参考画像のようにぴんと張ったかんじにはならない…)
デニムリメイクでエプロン制作 2.デニム生地をカットする
まずは腰から下の部分を作ります。鏡の前で合わせてみて、ほしい長さ+ぬいしろ分でカット!腰から下の長さがどれくらいほしいのかを基準にして考えました。(最終的に、想定よりかなり短くなっちゃいましたが…)
最初にハサミを入れる時は、やっぱり緊張しましたー^^;
次に、下の部分を開いていきます。必要なのは後ろ側なので、前側部分をカット!
このとき、うまく股の部分を残していればもう少し長めに作れたのかもしれませんが、とりあえず縫い目に沿って解体しました。
パンツなので当然ですが、足の部分が二股に分かれているためスカート状になりません。それは↑の写真のように片側に寄せて開くことでなんとか解決。
下辺の生地の端を巻き込むように2回折りこんで、全体の長さがそろうようにしたらまち針で留めておきます。しっかりと折ってアイロンなどで跡をつけてしまうと楽だと感じました。
これで腰から下の部分の形ができました!わーい!
今度はカットした腿から下の部分を使って胸あてを作っていきます。
縫い目に沿ってほどいて、腰下の下辺と同じように両端を巻き込んでおきます。
これでおおまかなカットは終了です。
デニムリメイクでエプロン制作 3.各デニムパーツを組み合わせて仮留め
上下のパーツをしつけ縫い(大きく波縫いして仮留めすること)をしていきます。
上下を組み合わせたら将来図が見えて、なんだかテンションが上がってきました!
デニムリメイクでエプロン制作 4.各デニムパーツをミシンで縫い合わせる
ここ、写真ないです。もう無我夢中でした…。
母のずっと使っていないミシンなのでウン十年前のものなんですが、特に手入れもしてないのに奇跡的に動いた!
ボビンに下糸を巻いてセットし、上糸と下糸を張り、おさえを取り付け…。
説明書があれば、初心者でも意外とできるもんですねー。
端の2~3センチだけ返し縫いをして、あとはしつけ縫いの通りに普通の縫い方でミシンをかけていきます。
通常のデニムだと厚くて針が通らず、デニム用のミシンでないと無理なこともあるらしいのですが、デニムはデニムでも、要はなんちゃってジーンズ。デニムレギンスなので普通の家庭用ミシンでもほとんど問題ありませんでした。生地が重なっていて厚いところなどはどうしても手縫いになりますが、それぞれの端を縫ったり上下をジョイントするのはすいすいできましたよ!
あまったもう一本の腿下部分で、首用(2本)と腰用(2本)のひもを作っておきました。
これも端をミシンにかけて、ひもというか、りぼんというか…を作っておきます。
デニムリメイクでエプロン制作 5.ミシンで縫い合わせられなかったパーツは手縫いで仕上げる
上でも書いたように、生地が重なって分厚いところはもう挟めないんですよね。なのでひもを取り付けたりといったことは手縫いで行いました。でも、手縫いにしたのはしつけ縫いを除けばほんとにこれくらい。
普通のジーンズなら前面のファスナーの上にボタンがついていたりするので腰のところを留めるのにそれを利用できますが、今回使ったのはGUのデニムレギンスなのでそのボタンはついていません。ウエストの部分をハサミでちょきんと切って、ひもで縛る形式にしました。
ミシンをかけてつくっておいた4本のひもを、解けないように返し縫いにしてジョイント!
デニムリメイクでエプロン制作 完成!!
縫いあがったらしつけ縫いをほどいて完成!縫い目がだいぶガタガタだったり切り方が不格好だったりと、お世辞にも綺麗にできているとは言えないのですが、何より自分で作ったっていう達成感が大きかったです!
本当は、首や腰のところはハトメをつけて白いロープみたいなひもを通しておしゃれに仕上げたかったけれど、それはまた材料をそろえて取り組むことになりそうです。とりあえず、ここまで投げ出さずに頑張った自分をほめてあげたい!!
まとめ
今回作ったエプロンは、外で土いじりをしたりするときに活躍しています!
分割して作業をしていきましたが、なんだかんだ調べたりミシンの調整をしたりしながら作ったので、制作時間は計1日くらいってかんじでしょうか。慣れていればきっと2時間とか3時間とか、それくらいで作ってしまえるんだろうなあ…。もっと上手に作れるようになりたーい!前にフェリシモで注文してずっと手が付いてないお裁縫手習いセット、今年の秋冬でチャレンジしてみようかな。
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